さて、86君のその後続きです。
エンジンブローしてしまったので、直さないといけません。
ベースエンジンの予備は持っていたので、良いのですが、
問題はその内容です。本来ならここでさらなるパワーアップを
指して、鍛造ピストンやら、H断面コンロッド、東名の
ペシャルクランクなどと、行きたいところなのですが、
そんな予算は何処を捜しても有りません。かといって、
使えるパーツにも限りが有りますので、よく考えてみました。
町乗りでも使うので、あまり過激なチューニングは避け、
最高回転数9500rpmまでで使えるエンジンを目指します。
再使用出来るのがヘッド周りだけでしたので、
ヘッドを構成しているパーツに合わせたメニューにするのが
限られた予算の中で仕上げるのには都合が良さそうです。
最高回転数を決めたので、腰下はノーマルパーツベースで行く
ことにしました。圧縮も12位で納める事にしていたので、
ピストンも92後期のオーバーサイズをリセスだけ堀直して
使うことにしました。101用のピストンやコンロッドも
頭に有りましたが手持ちのパーツの関係で、今回は断念です。
パーツはノーマルをベースにした物がほとんどですが、
手間はかかるがお金のかからない事は頑張ってやりました。
クランクだけは表面処理や精度を高める加工にお金をかけ
ましたが後は時間をかけたチューンだけで行きました。
内容は書くのがめんどくさいのでやめますが...
出来上がったエンジンに火が入るのは何度体験しても
嬉しいもので、早くならしを終わらせて全開してみたい
衝動に駆られてしまうのですが、この所何かと忙しくて
なかなかならしが出来ません。