世界の名車、ロータスヨーロッパもシリーズ2までは、
ルノーの1500ccOHVの80psそこそこの非力な
エンジンが乗っておりました。(47は除く)。
600kg台のシャシにはこれでも十分なパフォーマンス
なのですが、後期のツインカムモデルと比較すると、
やはりパワー不足は隠せません。そこで、ノーマルのエンジンを
ベースにチューニングをするか、後期のツインカムを載せるか、
はたまた、何か別のエンジンにスワップをするか、と言う依頼
に出くわしました。
ノーマルエンジンベースのチューニングにしろ、
ロータスツインカムに載せ換えるにしろ、相当な出費になることには
変わり有りません。そこで、後々の事も考えると
国産のハイパフォーマンスエンジンに載せ換えるのが、
一番良いのではないかと言う結論に達しました。
これなら、エンジンを載せ換える苦労だけクリアすれば、
パーツは豊富に有るし、後々のメンテナンスも楽だろう、
と考えた訳です。
しかし、いざ実行に移すとなると、そこには並々ならぬ努力が
待っているのでした。
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